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2014.11.06
インターナショナルコースでは毎年2回、北区の東京都立特別支援学校との交流会を行います。先日今年2回目の交流会を行いました。今回は帝京の生徒たちがそれぞれの交流内容を考えました。
この交流会は学年ごとに分かれて行うので、3年間同じメンバーと顔を合わせることになります。2年生は留学中で今年1回目の交流会にほとんどの生徒が参加できなかったので約1年ぶりの再会でした。1年前の記憶をたどりながら、特別支援学校のメンバーのことを考えて交流内容を決めることは簡単ではありませんでした。結果、選んだのは「イントロクイズ」です。言葉の出ない特別支援学校の生徒さんも参加できるようにいろいろ工夫して準備をしました。
前回の交流会で、自分たちの慣れ親しんだコミュニケーションの手段や遊び方とは違う環境に戸惑った生徒たちでしたが、回数を重ねるごとに生徒さんの特長などをつかみ自然に接することができるようになってきました。感想文にも、「緊張せずに交流会を楽しむことができた」「特別支援学校の生徒さんがおもしろくて、たくさん笑顔にさせてもらいました」「障害があっても自分らしく生きている姿がすごいと思った」などの感想がみられました。
毎回は短い時間の交流ですが、回数を重ねて何度も顔を合わせるからこそ身についていくものがあるのだと実感した交流会でした。