帝京中学校・高等学校

去る２月２日（木）〜４日（土）にかけて、徳島県にスタディツアーに行ってきました。

本来は、ベトナムへ渡航予定でしたが、コロナ禍における様々な事情を勘案し、今年度は徳島県を訪問することになりました。

１日目は、朝早く羽田空港に集合し、飛行機で、徳島阿波踊り空港へ。午前中は大鳴門橋で渦潮を見て、午後は大塚国際美術館で西洋美術を鑑賞、四国八十八ケ所巡の最初の霊山寺へお参りにも行きました。生徒たちからは「思ったよりも小さめの渦潮だったが、本当に渦を巻いているところを見られたて面白かった。」「じっくり絵画を観たのは初めてだったが、色々な気づきがあって、思った以上に楽しめた。」「ご利益がある有名な三本松葉を記念に持ち帰った。」などの感想が寄せられました。

２日目は、ゼロ・ウェイストの取り組みで世界的に有名な上勝町を訪問し、ワークショップに参加しました。取り組みの説明を伺ったあと、実際に施設の見学を行いました。施設や細かい分別はもちろん、特にアップサイクルの商品を扱うショップの品揃えの豊富さや、魅力的な商品ラインナップには、とても驚いたようで、お土産に購入した生徒もいたようです。

３日目は、自主研修として徳島市内観光をしました。慣れない地での行動計画は、グループ毎に工夫をして、思いも思いに満喫し、その後帰途につきました。

歴史や文化芸術、及び地域経済やサステナビリティ（持続可能性）について、実際に目で見て学び、感じるスタディツアーとなりました。この経験を踏まえ、学校に戻ってから、新たに自分なりに行える社会貢献活動に取り組み始めたり、進路選択に繋がる学習への意欲が高まった生徒もいたようです。