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2024.09.11高校教育
9月4日から9月9日にかけて、一貫特進・特進コースの高校2年生で海外研修を実施しました。
昨年発行された「八十年のあゆみ」によると、本校がハワイを訪れるのは1991年以来、実に33年ぶりのことです。コースとしての新たな取り組み・挑戦でありつつも、本校の長い歴史を感じることのできる行事であり、感慨深い思いを抱く研修となりました。
今回の研修は、文化・政治・経済のあらゆる領域でグローバル化が加速する昨今において、語学学習や異文化理解、国際公衆道徳の習得をすることのできる絶好の機会です。生徒たちは毎日生き生きと行程をこなしていました。他国の文化を通して自分の生活を見つめ直すとともに、より一層の英語学習への意欲につながることを期待します。
6日間にわたって大きなトラブルなく、体調不良者が出ることもありませんでした。生徒一人ひとりの体調管理と心がけの賜物です。また、本番に向けて協力してくださった保護者の皆様に感謝申し上げます。
【初日】
コロナ渦により英国研修がなかった学年ということもあり、参加者の約半数にとって初めての海外という状況でしたが、無事に出国・入国することができました。初日は時差の関係で体への負担が大きいため、比較的軽めの行程をこなしました。モアナルアガーデン・パンチボウル・ヌアヌパリ展望台などの史跡の見学を行い、ホテル到着後は体力の回復のために早めに点呼をするなど工夫し、無事に初日を終えました。
【2日目】
2日目はブリガムヤング大学ハワイ校にてキャンパスツアーと国際交流を行いました。生徒たちは初めて目にする海外の大学に興味津々の様子でした。本学年は今年度東京大学を訪問していますし、生徒たちは様々な日本の大学のオープンキャンパスに参加経験があります。この日は日本の大学と海外の大学の違いを直に感じることができました。国際交流においては、日頃の英語学習の成果やTGGでの経験を生かして積極的に英語でコミュニケーションを取ろうとする生徒の姿がありました。国際交流後は、ポリネシアカルチャーセンターを訪問し、様々な国や民族の伝統文化・芸術を体験しました。最後には、サモアの儀式の踊りで使用される伝統的な”火のナイフ”を用いたショーを全員で見学しました。教科書だけでは学ぶことのできない生の文化に触れる機会が多くあり、大変刺激的な2日目となりました。