JUNIOR HIGH SCHOOL
EDUCATION
帝京中学校の自慢の一つが先生と生徒の距離の近さです。放課後・昼休み、即席の補習授業があちらこちらで開かれます。わからないことはその日のうちに解消することが目的です。
帝京中学校に入学すると、保護者と生徒が同時に参加する学習ガイダンスが実施され、中学での学習方法を細部にわたり学びます。
一貫特進コース・一貫進学コースに関わらず、授業・家庭学習・確認テスト・補習・個別指導のサイクルの中で、「わかるまで、できるまで」サポートし、基礎学力と応用力を身につけ、しっかりとした学習習慣を構築します。そうした中で、生徒一人ひとりに、自分が持っている本当の能力に気づいてもらい、それを伸ばしていきます。
正しく美しい日本語に数多く触れ、率直な感想や意見をもつのは当然のこととして、更に多角的なものの見方ができるよう指導してゆきます。人の話や文章の内容をしっかりと把握すること、自分の伝えたいことをはっきり主張すること、また的確に文章にまとめることを目標としています。授業では、一人ひとりのオリジナリティあふれる意見を取り上げ、主体的な取り組みができる教室を目指します。自分にはなかった視点に気づくことで、生徒たちの視野は広がり、豊かな心を育むことにつながるはずです。
身の周りにある「なぜ?」「なに?」を出発点として、それを丁寧に解き明かす数学を学んでいきます。問題を考える時は、とにかく答えを求める事よりも、途中の計算式をしっかりと立てられる事を大切にしていきます。豊富な授業時間を使い、じっくりと考える授業を行っています。また、土台となる「考え方」を反復練習することも大事です。先生やクラスメイトと一緒に考え、正解にたどり着いた時の喜びを共に感じていきましょう。
日本語も英語も根の部分は全く同じ“言葉”です。言葉は練習(Practice)によって身につくものです。英語という“言葉”を生活の中で自然に練習し、教室の中でも練習する環境こそが、英語習得につながると信じています。音読練習やペアワーク、アルファベットから始まり英単語を書く練習、ネイティブや日本人の先生たちとの会話練習などメニューは様々です。文法も説明だけでなく練習を通して実践的にトレーニングします。帝京での楽しく身につく練習の中で英語を得意分野にしていきましょう。
「知識は成長の母」。帝京中学校が考える社会科教育とは、単なる知識の暗記ではなく、身につけた知識を用いて主体的に思考する力を養い、将来積極的に社会に貢献できる人材を育てることを目標としています。例えば歴史分野では史料から各時代の背景や特徴を読み取る授業、公民分野では身近な地域の政治や経済などについてグループで討論する授業など、常に思考し、自らの考えを発信、表現する取り組みを行っています。
理科はとかく嫌われやすい教科です。苦手としている人も多いと思います。ただ、生活の中に深く関係しているものでもあります。そこで、まず身近で不思議と思うことに興味を持つようにしましょう。それを考えたり、調べたりすると、いろいろな発見があると思います。いわゆる「考える力」を重視します。中学では、週に一度実験の授業があります。授業とともにこれを通して、「考える力」を養っていくことを目指します。