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医療系に強い帝京高校

SPECIAL REPORT

グループ大学はもちろん
様々な大学の医療系学部学科
への進学を果たす

オール帝京特別入試

帝京大学・帝京平成大学・帝京科学大学など帝京グループ校のほとんどの学部学科(※1)を対象とした特別入試制度「オール帝京特別入試」があり、進路選択の幅を広げています。この入試では高校在学中の学習の取り組みが評価されるため、学科・小論文・面接などの試験はありません。学部学科ごとに示される成績基準(※2)に達している生徒は例年、希望者のほとんど(※3)が合格しており、また国公立、早慶、関関同立との併願受験(※4)も認められています。この制度を使って医療系の学部学科に多くの卒業生が進学を果たしているのも、本校の特徴です。

  • ※1…帝京大学理工学部航空宇宙学科ヘリパイロットコースのみ対象外になります。
  • ※2…高校在学中のすべての教科の5段階評価の平均で、2019年度入試では文学部・法学部など人文・社会科学系は3.0、医療系は3.0〜3.8、医学部は4.9でした。
  • ※3…学部学科ごとに人数枠があるため、希望者の多い学部学科では、人数枠を超えた場合に限り、学内選考が行われます。
  • ※4…帝京科学大学ではこの他に上智、東京理科大、GMARCH、ICU、津田塾とも併願可。

帝京グループ大学医療系学部学科一覧

■帝京大学・帝京高等看護学院
医学部 医学科
薬学部 薬学科
医療技術学部 視能矯正学科 看護学科 診療放射線学科 臨床検査学科 
スポーツ医療学科 柔道整復学科
福岡医療技術学部 理学療法学科 作業療法学科 看護学科 診療放射線学科 
医療技術学科
帝京高等看護学院 看護学科
■帝京平成大学
薬学部 薬学科
ヒューマンケア学部 柔道整復学科 看護学科 鍼灸学科
健康メディカル学部 健康栄養学科 理学療法学科 臨床心理学科 言語聴覚学科 
作業療法学科 医療科学科
健康医療スポーツ学部 理学療法学科 看護学科 柔道整復学科 作業療法学科 
医療スポーツ学科
■帝京科学大学
生命環境学部 生命科学科
医療科学部 東京理学療法学科 東京柔道整復学科 看護学科 医療福祉学科 
理学療法学科 作業療法学科 柔道整復学科

医療系大学進学状況

2020年度オール帝京特別入試
合格者のうち医療系学部学科合格者の割合

2020年度 オール帝京特別入試 医療系学部学科 合格者数

■帝京大学
薬学部 薬学科 2名
医療技術学部 視能矯正学科 2名
看護学科 2名
診療放射線学科 1名
臨床検査学科 2名
救急救命士コース 1名
■帝京平成大学
ヒューマンケア学部 柔道整復学科 1名
鍼灸学科 1名
健康メディカル学部 作業療法学科 1名
救急救命士コース 1名
臨床工学コース 2名
地域医療スポーツ学部 柔道整復学科 2名
■帝京科学大学
生命環境学部 臨床工学コース 1名
医療科学部 東京理学療法学科 1名
東京柔道整復学科 1名
看護学科 2名

※2020年度入試も、多くの生徒が医療系学部学科への受験に臨んでいます。

2019年卒業生
医療系大学合格者の割合
2019年度オール帝京特別入試
合格者のうち医療系学部学科合格者の割合

2019年度 オール帝京特別入試 医療系学部学科 合格者数

■帝京大学
薬学部 薬学科 4名
医療技術学部 視能矯正学科 2名
看護学科 3名
診療放射線学科 3名
臨床検査学科 2名
■帝京平成大学
ヒューマンケア学部 柔道整復学科 2名
鍼灸学科 2名
健康メディカル学部 作業療法学科 2名
救急救命士コース 1名
臨床工学コース 1名
■帝京科学大学
医療科学部 看護学科 3名
■帝京高等看護学院
1名

2019年度 オール帝京特別入試以外の医療系学部 合格実績(一部)

  • 帝京大学(医学部)
  • 杏林大学(医学部)
  • 東海大学(医学部)
  • 東邦大学(医学部)
  • 日本大学(医学部)
  • 明治薬科大学(薬学部)
  • 星薬科大学(薬学部)
  • 東京薬科大学(薬学部)
  • 杏林大学(保健学部)
  • 順天堂大学(保健医療学部)
  • 昭和大学(保健医療学部) etc.

卒業生インタビュー

<2019年卒業生 I.M.さん>
中学受験で帝京中学校へ入学。中学、高校と6年間進学コースに在籍。オール帝京特別入試制度を利用して、帝京科学大学医療科学部看護学科へ進学。

Q1:医療系に進学したいと思ったのはなぜですか?

私は小学生のころ体が弱く、通院や入院を繰り返していました。つらい症状の中で支えになったのは、優しく接してくれる看護師さんの存在。この経験から、将来は看護師になって、患者さんのためになりたいと思うようになりました。帝京は医療系の大学進学に強いと評判だったので、中学入試の時点で帝京中学を受験。入学後も、6年後のオール帝京特別入試制度への出願を念頭に置き、気を抜かずに勉強を続けました。

Q2:オール帝京特別入試制度を利用するために、努力したことを教えてください。

この入試に出願するためには、高い評定をキープすることが絶対条件。日々の積み重ねに加え、定期テスト前は特に集中して勉強しました。双子の妹とお互いに教え合ったり、同じように医療系進学を目指す友達と問題を出し合ったりしたこともプラスになったと思います。それでも分からない問題は納得するまで先生に質問することで、着実に力がついていきました。不安になったときは、担任、進路指導室の先生、部活動の先生に相談。話しやすい先生方に恵まれて本当によかったです。AO入試・一般入試も念頭にありましたが、高3の評定が基準を十分に上回っていたのでオール帝京特別入試に出願することができました。

Q3:大学ではどのように過ごしていますか。

毎日講義がびっしり入っていて、課題も多いので忙しいですがとても充実しています。8~9人のグループごとに担任の先生がついてくださるので、細かい質問もすることができます。大学でも上位の成績をとれるように、しっかり勉強していきたいです。

<2019年卒業生 T.R.さん>
高校受験で帝京高校へ入学。進学コースに在籍。一般入試で帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科救急救命士コースへ進学。(帝京平成大学健康メディカル学部医療学科救急救命士コース・杏林大学保健学部救急救命学科・東京医療学院大学リハビリテーション学部理学療法学科に合格)

Q1:医療系に進学したいと思ったのはなぜですか?

人のためになる仕事がしたかったので医療分野に進みたいと思っていました。中でも、救急救命士は、救急車に同乗し一刻を争う中で必要な処置を施すという、人の命を救うことに関わる仕事をしています。国家資格が必要なので、そのための学習内容や救急救命士資格取得の合格率を調べて大学を選びました。

Q2:オール帝京特別入試は考えなかったのですか?

高校1、2年のときは、内部からの進学について甘く考えていたので学校の成績はよくありませんでした。3年生で必死になって追い上げたのですが、成績の基準まであと0.1届かず。この時点でオール帝京特別入試への出願はなくなり、その後のAO入試も不合格。残るチャンスは一般入試のみという状況に追い込まれ、焦りと不安が押し寄せてきました。しかし、悔いなくやりきろうと奮起。苦手だった英語を猛勉強し、過去問を本番まで解き続けることで、自分を励ましながら受験を迎えました。大きなプレッシャーをはねのけての合格だったので、合格通知が家に届いたときは喜びのあまり叫んでしまったほどです(笑)

Q3:大学受験をふり返って、後輩のみなさんにメッセージをお願いします。

入学時から早めに勉強の習慣をつけましょう。私は、1人で考えたことが多かったのですが、もう少し先生に相談すればよかったと思います。帝京には熱意をもって生徒に応えてくれる先生が多くいます。後から思えば、相談していればきっと親身になってアドバイスをくださっただろうと思います。ただ、大学受験の勉強ほど、自分を追い込んで必死に頑張ったことはありません。目標を達成できた経験は、大きな自信になるので、ぜひ一般受験に挑戦してください。

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